年齢別の肌トラブルの悩みと対策方法
20代
20代でも肌の悩みで一番多いのはニキビ、次いでニキビあとです。
大学生、社会人となり化粧などを始めて、間違ったスキンケアや食生活や生活習慣の乱れが原因になっています。
その他にも、毛穴・乾燥と言ったお肌の悩みもあります。
また20代以降に出来るニキビを大人ニキビと言い、乾燥と同様に食生活の乱れからくるのが原因です。
ニキビ対策
余分な皮脂や肌についた汚れを落とすためにも、洗顔は大切です。しかし、皮脂が気になるからと1日に朝晩の2回以上洗顔をしたり、スクラブ剤入りの洗顔料を使ったりと、肌をゴシゴシ摩擦しながら洗うのは控えましょう。
洗顔は刺激の少ない洗顔料をたっぷりと泡立て、泡をクッションにしてやさしく洗います。すすぎはぬるめのお湯で、髪の生え際まできちんと洗い流し、清潔なタオルで水気を拭き取りましょう。
メイクをした日は、まずクレンジング剤でメイクの汚れをきちんと落とし、それから洗顔料で肌に残ったクレンジング剤を落とすようにしましょう。
皮脂分泌の盛んな思春期のニキビとは異なり、大人のニキビは乾燥によって、肌のバリア機能が低下することでも起こりやすくなります。洗顔後は、スキンケア化粧品ですみやかに保湿ケアを行いましょう。
ニキビ肌のスキンケア化粧品は、低刺激で油分が少ないものを選ぶようにしましょう。「ノンコメドジェニックテスト済み」と表記された化粧品は、ニキビのもとになりにくい処方設計です。
化粧品は清潔な手のひらに広げ、上からやさしくプッシュするようになじませます。このとき、肌をこすったり、ニキビになりやすい肌を刺激したりしないよう注意しましょう。
紫外線を浴びると、肌の乾燥が進んで角層が厚くなったり、紫外線で皮脂が酸化し、ニキビを悪化させたりすることがあります。帽子や日傘、UVカット加工のストールなどとともに、日焼け止めを上手に活用しましょう。
ただし、紫外線対策に塗る日焼け止めのなかには、ニキビや肌荒れなどトラブルが起きやすい肌には刺激が強すぎるものも。日焼け止めを選ぶときは、「紫外線吸収剤フリー」、「ノンケミカル」設計で肌になめらかにのびるもの、落とすときも普通の洗顔料や石けんで、刺激なく落とせるものを選ぶのがよいでしょう。
メイクでは、油分の多いクリームタイプのファンデーションを塗り重ねると、毛穴をふさいでニキビができやすい肌には気になることがあります。落とすときもクレンジング剤で肌を刺激することになるため、パウダータイプのファンデーションを薄くつける程度にとどめましょう。
ニキビ跡をメイクでカバーしたいときは、その部分だけコンシーラーを使うのもよいでしょう。赤みを目立たなくするイエロー系のコンシーラーを選んで、清潔な指先やブラシでやさしく塗り、周囲をパウダーファンデーションでなじませます。
30代
30代でのお肌の悩みナンバーワンはシミです。
10代・20代ではあまり気にならなかった物が、
30代では気になり始めます。
毛穴や乾燥と言った、目立ちやすいトラブルもより気にするようになります。
シミの原因はなんと言っても、紫外線です。
ですので30代になる前に20代の頃からケアに心掛けましょう
シミの対策
紫外線対策(予防)
黒色メラニンが生成される一番の原因となるのが「紫外線」です。
紫外線をなるべく浴びないようにするのが、シミ予防の基本になります
。外出時には日焼け止めクリームをぬったり、UVケア効果のある化粧品を使用したりしましょう。
汗などで流れてしまうため、こまめなぬり直しも忘れずに。帽子や日傘、サングラス、アームカバー(手袋)などの着用もおすすめします。
毎日の洗濯物干しや買い物などで浴びる生活紫外線にも注意しましょう。
紫外線は、季節によって量の変化はあるものの一年中降り注いでいます。
また、曇りの日や、車のフロントガラスや窓ガラス越しにも透過しています。
「少しだけなら大丈夫」と油断せずに、日頃からこまめなケアを心がけましょう。
シミに効く栄養素
ビタミンC
シミに効く栄養素の代表格がビタミンCです。黒色メラニンの生成をおさえるとともに、酸化して濃くなった黒色メラニンを元に戻す(還元)作用も認められています。
βカロチン(ビタミンA)
黒色メラニンの生成を促進する活性酸素の作用をおさえるβカロチン(ビタミンA)も効果的です。
ビタミンE
ビタミンEにも、ビタミンCのはたらきを助けるとともに、活性酸素の作用をおさえるはたらきがあります。
L-システイン
L-システインは、体の内側から代謝を促すことにより黒色メラニンの排出をサポートするとともに、活性酸素の作用をおさえるはたらきをもっています。
40代
40代も30代の頃同様にシミが肌の悩みで最も多いです。
40代の4分の1が最も気になる肌の悩みとしても上げています。40代なると、
日焼けした肌の戻りが遅くなりシミができやすくなるのが原因です。
時点には今までランクインしていなかったタルミがランクイン、3位には30代でもランクインしていたシワがランクイン。
50代
50代は、シワが25%・たるみ21%と、40代との順位を逆転します。
タルミできる原因も、シワと同じで若い頃は紫外線などを気にせずに生活を出来ましたが、
シワ・タルミの一番の原因は紫外線による、肌のコラーゲンの破壊です。年齢を重ねると共に、
コラーゲンが減少していくので、早い内からケアをしておきましょう
シワを防ぐためのケア
シワを防ぐために、次のケアを習慣づけることが大切です。
紫外線対策
紫外線ジワを防ぐために、日やけ止めや日傘、帽子、サングラスなどで紫外線対策をすることが大切です。紫外線ダメージは蓄積されていくため、できるだけ早く始めることをおすすめします。
表情筋のトレーニング
表情筋を鍛えることで、肌をしっかり支えられるようになります。表情筋トレーニングの方法はさまざまですが、「あおあおういうい体操」がおすすめです。
(1)「あ」と「お」の形を30秒ごとに切り換えるのを何度か繰り返す
(2)「う」と「い」の形を30秒ごとに切り替えるのを何度か繰り返す
「あ」は大きく口を開き、「お」は口の中に広い空間を作るように開きます。「う」は「お」の形よりも唇をすぼめ、前方へ突き出してください。「い」は歯をみせて笑うように口を左右へ引きましょう。
シワに有効な成分が配合されているスキンケアを使う